【裏話】生はちみつを輸入する際に気を付けていること

ももショップではベトナムの特産品ブランド「YUGOC(ユーゴック)」の商品をメインに扱っています。こちらはベトナムからの輸入品となるのですが、輸入する際に気を付けていることや、生はちみつならではの難しいところなどがあります。
生はちみつの輸入は難しい?

ももショップでは2020年2月時点では、生はちみつやマカダミアナッツ、パームシュガーにココナッツオイルなどを取り扱っています。その中でも生はちみつの輸入は当初かなりの困難がありました。
生はちみつは蜂の巣は含まれていないので、植物検疫はありません。ただし、ご存知の通り日本は世界でも最も輸入規制が厳しい国でもありますので、品質検査はしっかりと受けています。
サイクラミン検査が必須

生はちみつを輸入する際には、必ずサイクラミン酸の検査をする必要があります。サイクラミン酸は人工食品添加物の1つで、現在も多くの国で使われていますが、過去に発がん性物質が確認されたため、日本では現在に至るまで使用を禁止されています。
人づてに聞いてみると、どうやら過去にベトナムから輸入した蜂蜜の中にサイクラミン酸が含まれていた事例があったため、現在も強制的に検査が必要となっているようです。
輸入はやはりコストが高い

これは切実な問題。ユーゴックはベトナムでも販売していて、比較的安価な値段で蜂蜜を買えるのですが、輸入するとなると、コストがかかるため、そのままの値段では到底売ることはできません。仕入れ原価から輸送費、検査費、税金などがかかるため、通常の2倍、3倍かかってしまいます。ももショップではユーゴックの日本における正規販売店として提携しているので、2020年以降は比較的安く仕入れ・販売することができるようになりました。
赤道を通らないメリット

昨今は日本でも多くの外国産蜂蜜が買えるようになりました。その多くは南米、オーストラリア、アフリカ産のものとなります。これらの国は日本に渡るとき、赤道を通る必要があるため、輸入業者によっては空路で送ったり、独自の暑さ対策を講じているようです(生はちみつの栄養は熱に弱いため)。
一方、ベトナムは赤道を通ることがありませんので、比較的現地で採れたてのままの品質で蜂蜜をお届けすることができます。是非生はちみつの健康生活を考えている方は、ももショップでお買い求めください!