蜂蜜のオーガニックって何?意味はあるの?

時折お客様から、「販売している蜂蜜はオーガニックですか?」という質問をいただきます。ももショップで販売している蜂蜜はオーガニックではありませんが、蜂蜜のオーガニックとは何でしょうか?今回は蜂蜜のオーガニックをご紹介します。
近年流行りのオーガニック農作物

オーガニック、いわゆる有機栽培された農作物が日本人の間で人気ですね。ももショップの仕入れ先である東南アジアのベトナムにおいても、近年はオーガニックの農作物が出回るようになったそうですよ。
そのオーガニックは化学肥料や農薬を使わず、自然の成長に即して販売できる品質まで色形味を調えなければならないので、農家は非常に手間暇かかります。
オーガニックは無農薬じゃない

オーガニックは化学的リスクを極力排除したものとなりますが、実は100%無農薬というわけではありません。オーガニックマークをつけるために許容範囲内の肥料などは使うことができます。
そもそも蜂蜜のオーガニックとは

そして本題となるのが、「蜂蜜のオーガニック」。通販サイトなどを見ると、時折「オーガニック蜂蜜」という商品が高く売られているのを見かけます。そのため、時折ももショップにも「オーガニックの蜂蜜売っていますか?」、「ユーゴックの蜂蜜はオーガニックですか?」という問合せをいただきます。
ユーゴックの蜂蜜はオーガニックではないが……

ユーゴックの蜂蜜はオーガニックではありませんが、そもそも考えていただきたいのは、「オーガニックの蜂蜜とは何か?」というものです。蜂蜜はミツバチが運ぶ花蜜ですので、蜂蜜がオーガニックなのではなく、その花がオーガニックであるという必要があります。しかし、花がオーガニックであっても、花蜜が味や品質に関係しているかは定かではありません。また、蜂蜜自体がオーガニックではないとしたら、オーガニックとして認められる有機JASマーク(各国でオーガニックのシールを貼るのが法律で定められています)を貼ることはできるのでしょうか?
蜂蜜に関しては、オーガニックにこだわる必要はない!
結論から申し上げますと、蜂蜜に関してはオーガニックにこだわる必要はないといえます。そもそもオーガニックの蜂蜜の定義がよくわかりません。それよりも、蜂蜜に熱処理が加えられていない、精製されていない、砂糖が含まれていない、といったことの方が大切ではないでしょうか。